WESTマガジン

エンタメニュースや少しタメになる豆知識を発信する情報マガジンです。

【子供英語教育】我が子の英語学習で失敗して学んだこと!

昨今、国際化がすすむ中、お子さんの習い事に英語を取り入れているご家庭が多いと思います。我が家も娘が2歳のころから英会話教室に通わせ、それなりの金額を費やしてきました。

2020年末ごろに、9歳で初めて「英検5級」を受験しました。しかし、試験結果の悪さに親子共々ショックを受け、今までの英語学習の考え方を改めようと考えました。幸いにも知人に英語教育に熱心な方がいて、色々アドバイスしていただき、学習方法をオンライン英会話へ変えたところ、娘の英語力がメキメキ上達していきました。

今回は、そんな後悔だらけだった娘の英語学習で私が学んだことを紹介させていただきます。あくまでも個人的な感想になります。子供の能力の違いもあると思いますので、参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

我が子の英会話学習の軌跡

2歳~3歳

セイハ英語学院

娘が英語学習に取り組むようになったのは2歳からで、近くの商業施設の中に併設されていた全国展開の子ども英会話教室「セイハ英語学院」が最初でした。コース内容は、保護者参加型で1クラス10組以下、週1回、レッスン時間30分、月額7,344円(税込)で、外国人と日本人の講師各1名の方が教えてくれるスタイルでした。

幼児コースだったので、英語でゲームをしたり歌を歌ったりして、英語に馴染むという感じのレッスンでした。可もなく不可もなくといった印象で、ステップアップしたかったので1年で退会しました。

学費合計:約10万円

3歳~4歳

京進ユニバーサルキャンパス

3歳からは保育園のママ友に紹介された進学塾が展開する英会話教室京進ユニバーサルキャンパス」へ行くようになりました。こちらは幼児から社会人まで幅広いクラスが用意されている教室で、娘は3~6歳が対象の外国人講師と子供たちだけで授業するクラスで、週1回、レッスン時間80分、月額約1万4千円(税込)でした。

レッスン内容は、日常よく使う英語や感情を表す英語をフリップを使って覚えたり、ゲームや工作の過程で英語を使い、身に付けるスタイルです。授業以外に長期休暇には特別講習やハイキング等のイベントも開催されていました。料金は大体1万円くらいです。とても熱心な教室でしたが、娘の通う保育園内で英会話教室がはじまることになり、利便性を考えて退会いたしました。

学費合計:約20万円

4歳~6歳

ECCジュニア課外英語教室

娘が通っていた保育園で、年中から保育園内で「ECCジュニア課外英語教室」の幼児レッスンが受けられるようになり、娘も年中から卒園までそちらに通いました。週1回、レッスン時間40分、月額6,480円(税込)で、日本人の講師1人で行うスタイルです。

基本は今までと同じで、テキストブックを使って英単語を覚えたり、英語でゲームやダンスをしたりしていました。また、今回から宿題が出るようになりました。ただ、保育時間内に空き教室で行うレッスンだったため、まわりの園児の興味津々な目が娘的には嫌だったようです。

保護者としては、送り迎えの手間がないのは有難かったですね。ただ、老舗かつ人気の英会話教室だったので学力向上にすごく期待していたのですが、それほど成果が見えなかったことが残念でした。

学費合計:約20万円

小学1年生~小学4年12月

京進ユニバーサルキャンパス

小学生になってからは、以前通っていた「京進ユニバーサルキャンパス」に再度通うようになりました。コース内容は、週1回、1クラス5人以下、レッスン時間90分、月額18,576円(税込)で、前半の45分は外国人講師の方が、後半の45分は日本人講師の方が教えてくれるスタイルです。

小学生クラスということで机に向かって文法などを勉強するようになりました。長期休暇には特別講習や他の地域の生徒さんと一緒に行くキャンプ等もありましたが、娘はキャンプには参加せず、特別講習に毎回参加していました。

また、4年生からは英検合格を目指し週に1回英検クラス(月額8,800円)にも通うようになりました。こちらの教室は、とにかくお金がかかりました。月々のレッスン料もさることながら、1回1万円以上かかる特別講習料金はなかなかの出費でしたね。

こちらの教室に通った約4年間で払った料金は教材費を合わせると、下記の通りになります。

学費合計:約130万円

 

今までの英語学習を振り返って

冒頭で述べた「英検5級」受験については、これまでの学習時間プラス、英検に特化したレッスンを受けていたので、5級なら大丈夫だろうという思いで受験しました。ですが、結果は合格点数には程遠いモノで今まで費やした時間と費用はいったい何だったんだろうと愕然としました。

ちなみに、過去7年間にかかった費用は、

約180万円 です・・・(汗)。

娘の英語に対する向き合い方にも問題はありました。また、親である私自身も全国展開していて、実績もある教室に通っているので与えられた課題だけしていれば、英語は身に付くだろうという過信があったことは否定しません。また、両親共に英語が話せないため、自宅での予習・復習も高いクオリティではなかったのも事実です。

その結果が、英検5級不合格でした。このままでは、娘は絶対に英語は身に付かないと悟りました。そこで、知人の娘さんが二人とも英検準1級を持っているということを思い出し、どうしたら、英語が身に着くか聞いたところ、色々教えていただき、早速実戦することにしました。

 

新たにはじめたオンライン英語学習

まず、教えられたのがスカイプでのオンライン英語学習です。知人の娘さんも習っているフィリピン人の女性講師の方を紹介していただきました。調べてみるとオンラインで英語を教えているフィリピン人の方は多く、低価格・高品質な点から人気を集めているそうです。紹介していただいた先生も25分1,000円と日本の教室に比べるとすごく低価格。以前は500円だったみたいですが、色々な要因で徐々に高くなり、今は1,000円になったそうです。紹介いただいた外国人講師は10年以上レッスンの実績がある方で、日本語は話せるようですが、レッスン中は絶対に日本語は使いません。かなりスパルタなプロの講師で安心して受講させています。

スケジュール調整や料金の支払いは全て英語でやり取りを行います。おかげで翻訳サイトにお世話になることが増えました。ちなみに、料金支払い方法はペイパルでのオンライン決済になります。遠い異国の地からのレッスンですが、ITを駆使して行われるので、手軽に受講することができます。時代は進化していますね。

レッスン内容は、まず挨拶からはじまり、その後に簡単な日常会話をします。「気分はどうですか?」や「夕食は何を食べましたか?」など、毎回同じ質問をし、スムーズに答えられるようになったら次の質問へ、という形です。その後は宿題である英語で書いた日記を読みます。この日記を書くというのが英語力アップにすごく効果があると思います。本当に簡単な文章ですが、毎回書くことで、単語と文法が覚えられます。書き方や発音の間違いも随時訂正してくれるので、正しい知識が身に付きます。その後はダウンロードしたプリントを見ての発音レッスンとなります。これを週3回受けています。

このレッスンをするようになって、娘の英語力は格段に上がったと感じています。特に、講師の先生とスムーズに会話している姿は驚きの一言です。また、5月から日本人講師と週1回1時間の文法レッスンもスカイプではじめました。日本人講師の方もなかなかのスパルタで、四苦八苦しながら頑張っています。

 

オンライン学習に変えてコストダウン

現在受講しているオンライン英語学習は月額1万6千円で抑えられています。これを大学受験までの8年間続けた場合、約153万円の支出となります。

仮に、今まで通り大手の英会話教室に通い続けた場合、月額約2万6千円(最終月の支払額)にプラス特別講習諸々の費用で約300万以上はかかるでしょう。

計算すると約150万円のコストダウンになりました。

 

まとめ

今回、改めて思ったことは、大手だから、実績があるからと安心するのはダメだということです。遊び感覚が抜けきれず、努力を怠っていたのも事実で、厳しい環境が必要だと感じました。

今のレッスンをするようになり、明らかに親子共々、自分自身で英語を勉強する時間が増えました。ただ、大手英会話教室のカリキュラムで結果を残している方も多くいらっしゃるので、向き不向きはあると思います。娘は追いつめられた方が頑張れるようで毎回怒られながらも頑張ってくれています。まだ、初めて半年ですが、今後の成長を期待しつつ見守っていきたいと思います。